カテゴリー "Dream of two" の記事

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Dream of two 最終回-C

『チャンミナが……好きだよ……』『ユノ……僕はずっと…君が好きだったんだ……』想い出のグランドで僕たちの想いが重なる………ずっと胸に秘めて来た想い………病気によって諦めた夢。失くした………僕の夢の欠片。ユノとの未来だけ見て頑張っていたあの瞬間を失って、僕の世界は色を失くした。認めなきゃ……そう頑張って来た真っ暗な世界。『チャンミナが…好きだよ……』その言葉と共に、僕の闇に差し込んできた一筋の光に……僕は再び手を伸ばした。...

Dream of two 9-C

もう…ユノの事など…忘れよう…サッカーとユノに恋した自分に……サヨナラ…だ………ユノに自分の思いを口にしてしまい、そして…拒まれた…それからの僕はユノを見る事もなく、ただ勉強だけをしてきた。これでいい……このまま…ユノとの距離を…あけよう…このままユノの事は……忘れよう………そう決めていたのに。なのに…僕の前に現れたユノ………『行くぞ…チャンミナ…!!』そう言って僕の腕を強く引っ張り、ミノを残して僕らは駆け出す。『ちょ…っと...

Dream of two 8-C

言ってしまった……ユノに…自分の本当の気持ちを……本当は…こんな事…言ってはいけないと思っていた……男の僕が…男のユノを……好きだなんて。そんな事…バカげてる。分かってる……そんな事…なんか……でも、僕はきっと…中学からコンビを組んでいたあの頃から、友達としての好きとは違う気持ちでユノと一緒に居たんだと思う。ユノの傍に居たかったんだと…思う……自分の中でそんな訳ない…そんな感情、友達の延長なだけ。特別に仲の良かった僕ら...

Dream of two 7-C

ユノが居るグランドに行けなくなって1週間。相変わらず勉強漬けの毎日ではあったが、それでもあっという間に過ぎてしまう毎日。『ほら!チャンミン君、行くよ!』『今行く!あれ?ミノ、筆箱忘れてる!』『あーーーゴメンゴメン!ありがと、チャンミン君!』ふたりでじゃれ合いながら、教室を出て塾へと向かう。ほんと、ミノは忘れ物が多い。教科書だったり、ノートだったり。その度に僕はいちいち世話を焼いて。それもまた…楽し...

Dream of two 6-C

グランドでユノと話したあの日から、僕の心は大きく変わった。もう一緒にサッカーは出来ないけれど、ユノとまたこうして話せるようになった。それだけでも、昨日の僕とは違う。何より…心が軽くなった。もうサッカーが出来ない身体の事をユノに話せた。それだけで十分だ。逃げていた心。そっちの方が…辛いから…そっちの方が……もっともっと僕の心を闇に落とすから。それならば、ああやって吐き出してしまって良かった。何よりも一番...

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