2014年04月の記事

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第63回ゆのみん企画【海賊】海賊に恋をして 3

『俺がお前の居場所を守ってやる…』船長にそう言われたチャンミンだったが、結局、今してる事は雑用ばかり。あの日から数日経った。そして、あの日以来、チャンミンがあの船長を見る事は無くなった。日々のほとんどを調理場と貯蔵庫で過ごす毎日。『おい!新人。お前はここから出ても仕事なんてねぇ。用事がある時には、料理長の許可を得るんだ。決して甲板には立つんじゃねぇ。いいな』監視とまではいかないが、チャンミンには専...

第63回ゆのみん企画【海賊】海賊に恋をして 2

住み慣れた街を出て初めて船に乗ったチャンミン。罵声の様な声が響き渡る甲板で、チャンミンは1歩も踏み出せない程の放心状態で、船尾に立ち尽くしていた。先ほど自分を庇ってくれた船長と呼ばれていた人は、そのままどこかの部屋に連れて行かれ、チャンミンは震えて上手く歩けない足まま、、船尾に放り出されたのであった。ただただ呆然とするチャンミン。目の前の光景から目を逸らし、ゆっくりと街に向かって振り返ると、そこに...

第63回 ゆのみん企画【海賊】海賊に恋をして 1

『船長にこれをっ!!これだけでいいのです!!ぜひ……ぜひ船長にっ!!!』チャンミンは必死になって叫んだ。甲板の上から船長室を見上げ、手にした料理を掲げ、必死になって叫ぶ。『お前の様な見習い人が作った料理など、船長に出せるかっ!!船長は今、刺客から受けた傷の治癒に入っている。この船に乗ったばかりのお前なんぞ、黙って皿でも洗ってろ!!』副船長に怒鳴りつけられ、一瞬怯んだチャンミンだったが、どうしても船長...

あなたにつられて。

お前はお前の好きにしな?あなたはいつもそう言うけれど、僕は僕の意志で未来を決めてきたんだよ。見つめる先はいつも同じ。あなたが好きな本。あなたが好きな曲。あなたが好きな人。どんなに小さな事も、僕が入り込んじゃいけない場所も、あなたが感じる全てが知りたくて、あなたの世界観が知りたくて。何に笑い何に涙し、何に感動するのか?それを隣でずっと見ていたら、いつの間にか、僕の心もあなたにつられ、染められて。性格...

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