FC2ブログ

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

- comments

非公開コメント

続 君は僕のPRINCESS~First Love~5

こちらのお話は本館で連載しました『君は僕のPRINCESS』の続編、

『続 君は僕のPRINCESS~First Love~』となります。


優月の本館はこちらから


こちらは別館。

ちょっとR18なので、
こちらにアップします///


それでは、






 
『続 君は僕のPRINCESS~First Love~5』


YUNO


『俺さ…初めてだし……どうしていいか…分かんない……。
でも…大事にしたい。
優しくしたい。

嫌な時は言ってな、チャンミニ。
でも、もう…止められないから……』


そう言った俺に差し出されるチャンミニの細い腕……


小さい頃の約束を温めて来た俺たちの恋は……今……ようやく…ひとつの形になる。




誰よりも大切で、

誰よりも守りたい俺のチャンミニ……


俺の為に、

ミスコンにまで出場して、

その恋を守ってくれたチャンミニ……



今…この腕の中で小さく震える身体を…

これ以上…怯えないよう優しく包みこんだ。


『ユノ君…僕で…良いんだよね……?』

チャンミニしか居ない俺に…まだそんな事を言う君が、






……愛おしい。







『チャンミニしか居ないって言ってるだろう…?』

そう言って囁けば、
泣き顔のまま小さく微笑みむ君に煽られて。



もう黙ってチャンミニ。


もう…黙って…俺にちょうだい……


誰よりも大切な君を…俺に…。







これ以上にないくらいに優しく触れて。

その指が…震えて止まらない。

俺だって怖い。

俺だって…どうしていいか…正直…分からないけれど、


そんな事…もういいんだ。


もう…考えない。


この溢れる心のままに、

チャンミニを感じる事が出来たなら……



チャンミニに俺を伝える事が出来たなら、



もう…それだけでいいんだ。






『チャンミニ…俺に…ちゃんと…愛されて……』



切なげに見上げるその唇にキスを落とした。




いつもよりも強く、


いつもより……深く。






『僕っ…も……ユノ君……がぁ……好き……』




深いキスの合間。


酸素を求めるよりも、

俺に必死に伝えようと紡ぐその声に、

チャンミニが堪らなく恋しくてもっともっと…と求める心…。




チャンミニの両腕が俺をしっかりと包みこみ、

そして、
時に躊躇うように掴み返すその行動すら…俺を興奮させて。



男同士のこの行為。

まだ若い俺たち。

知識なんて…何もない。




だけど、

もう……あとはお互いを感じる事に……一生懸命だった……












『あっ……ゆっ…の……くん……』


無知だらけだった俺たちは時間を掛けてようやく一つになる…。


初めて入ったチャンミニの中は、

溶けそうな程……熱かった。


自分自身をチャンミニの中へ押し入る時、



チャンミニの瞳が固く閉じられた。


俺が恋したあの瞳が……ぎゅっと固く閉じられて。



その長い睫が折れ曲がるほど、
チャンミニは苦しかったろうし………痛かったと思う。



チャンミニに包まれた俺自身ですら…、

想像以上に……きつかったんだから。



『チャンミニ……んっ……大丈夫………?』


余裕がないのは俺の方で。


それでも触れ合っている全ての部分が熱くて熱くて…堪らない。




……ほんと………無我夢中だった。







そんな俺を優しく誘導してくれるチャンミニ。

本当は痛いだろうし、
怖いだろうし……辛いはずなのに、


『……だいじょ…うぶ…だから……
ユノ君が……あっ………好き………だっ…から、へいき………』


差し出すその手……

必死に紡ぎ出すその声に、



『ごめん…チャンミニ……俺…』


泣けるほどに…愛おしい…。



俺の下で震えるチャンミニに…胸の奥から熱いものがこみ上げて来て、


『泣か…ないでっ……ユノ君……

僕の中のユノ君……あったかい…

ちゃんと……分かるっ…から………


ちゃんと………ユノ君と…繋がってる……から………』


チャンミニが触れた俺の頬。

涙を拭うその仕草に、
自分が泣いているんだって気が付く。




絶対に…苦しいはずなのに、

俺の大好きなこの大きな瞳に、

零れんばかりの涙を溜めて見上げるチャンミニ……






俺の肩に食い込むその指……。


ガクガクと震える開いた足……


それでも…俺を真っ直ぐに見つめる事は…やめない。



『ユノ君……ぼくはっ…へいき……
ユノ君になら……なにを……されたって……いいから……
だから……やめ……ないで…』

ついに涙が零れたチャンミニの頬に……これ以上にないほどの愛を込めてキスをした。








『チャンミニ……俺たち…ようやく…一緒になれたね……』

上手く動けないけど、
首筋に顔を埋めてそう呟けば、


『ぼく…ちゃんと…できてる………かな……?
ユノに……僕の…気持ちっ……ちゃんと……伝わってるかな………?』


もう…幸せすぎて自分を見失いそうだ…。


伝わりすぎて、

こんなにも幸せだというのに。



チャンミニの中は…今までに感じた事のない温かさで、

それだけで俺は限界になる。


無知だけど……

どうしていいか分からないけれど、

それでも涙を流し、譫言の様に呟く君を思いっきり抱き込んで、

俺は無我夢中でチャンミニの中に自分を埋め込んだ。


『ユノっ……君………あっ………はぁ……あっ………!』



『…………っ!!』









気が付けば…日付が変わっていた。


一緒に果てたその後……


チャンミニは抜け出ようとする俺に精一杯の抵抗を見せる。


『やだ…もうちょっと…このままがっ……はぁ……いい。』

震える腕で俺の腰を押さえるチャンミニ。



『チャンミニ…苦しいだろ…』


そう言ってチャンミニを見下ろせば、



『だって……僕たち…ようやく……繋がれたのに……
もう離れるなんてやだ……

苦しくなんか…ない。

苦しくなんかないから……このままで………』



初めての行為に、

赤らんでいる可愛い赤い頬。


それを更に真紅色に染めながら、

必死に懇願する愛しい恋人。





でも…そんなお願いなんか聞けないよ…チャンミニ。



こんなにも気持ちよくて、

俺、こんなにも…幸せなんだ。


幸せが怖いって思ったの……俺……初めてだよ?



この想いに溺れてしまっても、
全然かまわない。


でも…

でも………


『チャンミニ………このままだったら…止まらなくなる。
今日はっ………』


腰を浮かせようとすると、



『やだっ……やだ!
ユノ君の…大切な日に……もっと繋がって…いたい……』


『えっ……?』


『ユノ君……おたん…じょうび…おめでとう……』


必死に俺を抱きしめるチャンミニ。

『離れちゃ…いやだ……』

初めての行為の後、
俺に抱かれている腕の中のチャンミニ。



一つになる事に夢中で、
自分の誕生日なんか忘れていた。




俺の誕生日に一番最初に、
最高の愛を囁いてくれたチャンミニを、

また…きつく抱きしめた。


チャンミニと結ばれる事だけ考えていた俺なのに、
何よりも大切なチャンミニから伝わる愛。


これ以上にない愛しさに、

繋がった部分にまた熱が集まってきて。


『あっ………ユノ…くん……』

本当は苦しくて辛いチャンミニなのに、







俺はまた…


その熱に溺れていく。







『チャンミニが悪いんだよ…?

こんなに俺を幸せにさせるから………』



額に光る汗を唇で拭い、

再び首筋に顔を埋めた。


痛いよね…?

本当は…苦しいよね…チャンミニ………?


でもね、


もっと…ちょうだい……


大好きな君を俺に……





『離さないでね…ユノっ…くん……

僕…もっと…頑張るから……だから……もう…避けないで……』



……たまらない。


こんなに可愛いチャンミニが。


健気で…

俺の一言にその心を揺らして、

この胸の中を傷付けて。



俺はどうしたらいい…?

俺がこんなに大切だって事…どうしたら…伝わってくれるんだ…?


『頑張らなくていいよ…チャンミニ。
チャンミニは黙って…俺に幸せにしてもらって……?』



そんな自信なんてないけれど、

これだけは言えるよ…チャンミニ…。



『……絶対に……離さないから……』


もう一度チャンミニに溺れて、

チャンミニと熱を分け合う。




これが…幸せって言うんだろうな……

これが……愛を紡ぐ行為なんだなって思った。




怖くて進めなかったこの行為。


でも、


一番伝えられる行為だって事を、

今、この身を持って感じる事が出来た。




それは想像以上に大変で、

想像以上に………温かい。





夢中になってチャンミニを感じて、


そんな俺をチャンミニに感じて欲しくて。



差し伸べられたその手を掴んで、


たくさん愛を囁きあった。






外のネオンに照らされたこの部屋に浮かぶ愛しい人の切ない表情に、


俺は…本当の愛を教えてもらったんだ。



仰け反った君の顎にキスをして、

整わないその胸にキスをして、


そして、


俺の大好きな瞳を見つめて、


もう一度囁こう……




『大好き…チャンミニ……

俺と…繋がってくれて…ありがとう………


俺……チャンミニの全部……もらったよ………』




『ぼくっ…も……大好き……

ユノ君……しかっ……いらない……

誰にも……渡したくないよっ………

ぼくだけの………ユノ君……なんだ……

僕だけのっ………』




懸命に伝える君が…………








大好きだ。








俺たちの初めては、

ほんと無我夢中で手探りで。


それでも伝わった愛をこれからも育てていこう。




俺とチャンミニになら、

きっと大丈夫。


大好きだから。

守りたいから。


そして、




約束したから。








『チャンミニ!!
大きくなったらユノとけっこんして!!』


『うん!!
大きくなったらユノ君とけっこんする!!』




絶対に叶えてみせるよ、チャンミニ。





出会って12年。





今…僕らは17歳……


始まったばかりの自分達の道。




まだまだ幼い心だけど、


守りたいものを見付けた。


それは……たった一人の君。



君だけなんだ。






俺がきっと叶えてみせる。



叶えてみせるから。



だから……


チャンミニ………


もっともっと幸せになって。



俺の傍で…幸せになって。


俺も幸せになるから、


それを感じて……。


黙って俺に幸せにしてもらいなよ。






君が俺にくれる愛に負けないように、



俺もこの胸を焦がし続けるから。





小さな寝息を立てている君にもう一度約束しよう。




『チャンミニ……絶対に俺のお嫁さんになってね…』







続 君は僕のPRINCESS~First Love~














あとがき。



これにて、


『君は僕のPRINCESS』の2人の物語は完結です。


きっとユノ君が約束を果たしてくれるはず!!


いつか超パラレルで、
この二人の5年後くらいを書けたら良いなって思っています。


Bondシリーズ・夜空に咲いた星の下で君と歩く、

こちらもたくさん愛して頂きましたが、

このPRINCESSは更に更に愛して頂いたふたりだったと思います。

リクエストで書いた続編ではありましたが、
優月もとっても楽しかったです♥


ここまで見守って下さって、
本当にありがとうございました!!


来月から新連載スタートします!!

現在連載しています、
『君と僕の秘密』
『桜色の恋』は、あと数話となっています。


4月からは、

執事さんの物語で連載を開始します。
構想は出来ていて、
あとは文字にするだけ。←あれ??アイドルユノ君は?画家のチャンミンは?とは言わないでww




こちらのお話もチャンミンが可愛い設定で、
ユノを超かっこよく描く予定。


優月なりの物語を、
これからもよろしくお願い致します////

それでは……


またいつかユノ君とチャンミニに会える事を願っています♥
(拍手ポチでテンション上がりますww
この物語に関しては、
本館連載分なので、コメントは本館の方がお返ししやすいです。
と言うか、
本館の方に慣れているので(^▽^;)
いつもいつも応援して下さってありがとうございます♥)


ランキングに参加しています!!
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

6 comments

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。