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甘い恋人 9-C

キュヒョナのおかげで…
僕とユノの愛は更に深まった…

ユノが僕の為に…あんな事までしてくれて…
最初は…怖くて…初めての…事に…僕は…戸惑ってばかりだったけど…
ユノが優しくしてくれたから…
それが嬉しかった…
嬉しくて…恥ずかしくて……とっても気持ち…良かった…

だから、
いつか僕も…ユノと…ちゃんと結ばれたい…
いつか心も身体もユノのものになりたい…
そう…強く思うようになっていた…



そんな中でも、
大きなプロジェクトに向けて会社も忙しくなった。

ユノは会場となる現場に毎日出かけていて、
リーダーとして頑張っている…
僕は通訳の役割をしながら、
オフィス内で対応に追われる…。
離れ離れの…日々……


だから…
ユノに会えるのは…本当に少なくて寂しくて、
仕事中もユノのデスクを見ては、
鼻の奥が…ツンとする……

デスクに溜まっていく書類を見つめ、
ここで微笑んでくれたユノの事を思い出す……

会いたい…ユノ…会いたいよ……

そう心で呟きながら、
ユノのデスクを整頓した……


それでも、
毎朝毎晩、ユノが小まめにメールをくれて、
それだけが僕とユノの大切な愛の時間……

『愛してるよ…チャンミナ…』
『会えなくて寂しいよ…でも…頑張ってるよ…愛してるよ…ユノ』


小さな文字が伝える愛だけが、
今を頑張れる糧だった。


……それでも…そんな日があまりに長く続いて…

僕はユノに会いたい寂しさも…限界になって来た…


それに…ユノがリーダーとして頑張っている事で、
ユノの身体も心配になって……

『なんかユノ、大変らしいじゃん!!飯食ってる暇、無いらしいぜ!!』
『仕方ないよ…ユノさんにしか分からない事が多いから、
色んな所から声を掛けられてるみたいだしね……ユノさん…大丈夫かしら…?』

そんな会話が聞こえて来たから…
僕は不安の方が…大きくなっていった…


…ユノ…いつも疲れたって僕には言わない…

ただ…愛してるよ…会いたいよ…

それだけ……


ユノ…僕…ユノに会いたいよ……
ユノ…ちゃんと…食べてるの…?
僕に…何が出来る…?


それだけを考えたら…居ても立ってもいられなくなって、
僕は会社の帰りにスーパーによって、
健康によさそうな材料を買い込んで、
ユノの為にお弁当を作ったんだ。


せめて…家ではちゃんと食べて欲しい…
身体だけは…壊さないでね…ユノ……


そう気持ちを込めて、
たくさんのおかずを詰めたお弁当を作った。
それをユノのマンションまで持って行く…


…まだ…帰ってきてないよね…そりゃぁ…

本当は会えるかも…って期待したけど、
いつもユノが『ただいま』ってメールをくれる時間には早かったから、

僕はそのお弁当をマンションのドアノブにかけて帰った。



家に戻ると…なんだか寂しくなって、
ユノの笑顔を思い出す…

同じ部署にいるのに、
こんなにユノに会えない日なんて…初めてで…
新入社員の僕にとってユノの力になれる事なんて…何も無くて…

恋人として、
お弁当を作って届ける事しか…そのくらいしか出来ない自分が悔しかった。


でも…これもユノが僕の恋人だから出来る事…だよね…

ユノ…お弁当に気が付いてくれたかな…
そう思って時計を見ると、
もう日付が変わる頃…

その時、
ユノからメールが来て…

僕は思わず電話をかけた。

『ユノ?今帰ったの?身体…大丈夫…?』
『チャンミナ…お弁当ありがとうな…。すごく嬉しいよ…
会いたい…チャンミナを抱きしめたいよ…』

そう言ったユノの声が…とても寂しく聞こえて…

『ユノ…僕ね、ユノの為に何かできないかって考えたら、
お弁当しか…思いつかなくて…
ちゃんと食べれてる?
ちゃんと寝れる?
僕…ユノが心配で…夜も…寝れない…
僕だってユノに会いたい…抱きしめて貰いたいよ…

でもね、
ユノ、このプロジェクト、最後まで頑張ってね!
全部が終わったら…また会えるだもん…
だから頑張る…僕も頑張るから、
ユノも頑張ってね!!』

『チャンミナ…ありがとう…愛してるよ…』

僕は…会いたい気持ちを隠さずに話して、
それでも頑張っているユノの邪魔だけはしたくないから、
…少しだけ強がったりして…


それから、何回かユノに会社で会える日もあって、
その時にはふたりでたくさんの愛のサインを送りあった。

けれど、今日もユノとは朝から離れ離れ…

『じゃぁチャンミナ!!この資料頼むな!!』

そう言ってユノは早々に現場へ行ってしまう。

その背中を見つめながら、
頑張って…ユノ…と思いながらも、
堪らなくなる……

すると急にユノが振り返り、
『チャンミナ…ちょっと…』
そう言って僕の腕を掴んで会議室へ…

『ユノ…?』
そう言ったたとん、ユノの唇が僕に触れる……
会社ではしないって言ってたのに……

ユノのキスが僕を包み込む…

離れられないキス……

甘くて…熱くて…愛しいキス……


僕もユノの首に腕を回してそのキスに応える……

ようやく離れたユノの唇…

おでこを合わせたままのユノが、

『会社でしないって言ったのに…ごめんな…抑えきれなくて…』

そう言って申し訳なさそうな顔をする…

『ユノ…僕だって…ユノに触れたかった…キスしたかったんだから…謝らないで…』

最後に触れるだけの優しいキスをして、
ユノは現場へと行ってしまった……

でも…もう僕は寂しくなかった。

ユノの温もりが残る唇にそっと触れる度に、
頑張れる…頑張らなきゃ…そう思えたんだから…

愛してるよ…ユノ…頑張って……

そう思いながら、
僕は僕で頑張ったんだ……



それからの日々もすれ違いが続いた…


そんな時、

『チャンミナ、今日は早く終わった。今から帰るよ!』

そうメールが届いた。

僕はすでに家に帰って来ていて、
時計を見るといつもより3時間も早い。

ユノ…会いたい…
ダメかな…せめて…お弁当でも作って行こうかな…


そう思い、
急いでお弁当を作った。
マンションまで来て、
もうすぐユノがここに帰ってくるんだ…

そう思ったら、
僕は直接ユノに渡してあげたくて、
待つことにした。

だって…ユノに会いたいから…
ユノに…抱きしめてもらいたい…
もう…寂しくて…限界なんだもん……

ユノ…早く帰ってこないかな…
そう思いながら、
玄関前で待つ。

けれど…
僕も僕でこの慌ただしい日々の中、
疲れも溜まっていて…

僕はそのままお弁当を抱えたまま…眠ってしまったんだ…



『チャンミナ…起きて…』

その優しい声にゆっくりと目を開ける…

そこには…会いたくて会いたくて堪らなかった
大好きな人の微笑み……

会社で見るリーダーのユノじゃなくて…

僕の…ユノがそこにはいたんだ……



『ユノ…会いたかった…』

ようやく会えた僕の恋人……
会いたくて…恋しくて堪らなかったユノが…いる……


『…チャンミナ…待っててくれたの…?会いたかった…』

そう言ったユノに手を引かれ、
部屋に入る…

ユノからたくさんの甘いキスを何度も受けて…
心が満たされていく……


…会いたかった…ユノ……
会いたかったよ…僕だけの…ユノ…

久し振りにゆっくり見れたユノの顔…
少しだけ疲れていて、
それでも僕に向ける優しい微笑み…

愛しくて、
その両頬を包む…

確かに伝わる…僕の大好きな…温もり……

『チャンミナが会いに来てくれると思わなくて…
嬉しいよ…』

『ユノに…抱きしめて貰いたかった…寂しかったよ…ユノ…会いたかった…』


言いたくても飲みこんできた言葉が、
その笑顔を見るとどんどん溢れ出してくる………


もう…どんな時間だって、
離れている時間は…僕にとってはその全てが寂しさに変わる……

僕の中に…こんなにもユノが溢れている……




僕のお弁当を一気に食べてくれたユノ……

美味しいって言いながら、
お揃いのマグカップで一緒にお茶を飲んで。

『また作ってくるね、ユノ』

そう言って片付けをしている僕の後ろから、

『チャンミナ…こっちきて…そばに居ろよ。』

そう言って僕を引き寄せるユノ……

『ユノ……僕…家まで着ちゃって…ワガママだったよね……』

ユノの胸に顔を埋めてそう呟けば、

『チャンミナ…そんな事ないよ…
これ、チャンミナにあげる。俺の部屋の合鍵だよ。
もう…部屋の前で待たなくていいから…。
部屋の中で待ってろよ…』


そう言って、
マンションの鍵を…僕の掌にのせてくれた…


鍵…


ユノの部屋の鍵……

これがあれば…いつだってユノに会える……

そんな大切な鍵を…

僕に…くれるの…?


『…僕が…持っていても…いいの?』

そう言った僕に、

優しい微笑みのユノ…

『あぁ…当たり前だよ…
チャンミナだから渡したいんだ…
会いたくなったらいつでも来ていいから。
俺も…疲れて帰って来た時にチャンミナが居たら嬉しいし…』



その言葉に…僕は深く深くユノに抱き付く……


こんなにも愛おしい…

少ない時間でも会社ではサインを送ってユノの愛を確認できているのに、

それでも…いつでも…会いたい……

もう…僕の生活の全てが…ユノで溢れている……


こんなにも愛しくて…僕の大切な恋人……

僕はその大切な鍵を握りしめ、
ユノからの優しくて深い深いキスをその身体に刻み込む……

まだまだ離れ離れで頑張らなきゃいけない大事なプロジェクト……


その間、
僕が寂しくないよう、
ユノが僕に残したキスマーク……

『チャンミナは俺のもの…これがあれば寂しくないだろ…?』

僕も…ユノに印をつける…
優しくそっと……

ユノの長くて綺麗なその首に淡く咲いた僕のキスマーク……

薄いけど…これだけでいい……

この花弁が…ユノが僕のものって証拠…

『もっと…キツくつけていいのに…俺は…チャンミナのものって…』

そう言ったユノだけど…

いいんだ…

そんな印が無くたって…
ユノは僕のもの……

その気持ちは…ふたりの中にしっかりとあるのだから…僕は頑張れるよ…ユノ……

淡く咲いたその花弁は…
僕が初めて付けた…ユノへのしるし……

大好き…
大好きだよ…

僕だけのユノ……


離れていたって…僕は…ユノだけを想っているよ…
僕に刻まれたユノの愛…
あなたが咲かせてくれた花弁があれば…僕は頑張れるんだから……


それから僕らのプロジェクトは大成功……

ユノもリーダーとして最後までやり切り、
本当に大盛況……

僕も当日、
通訳の仕事をしながら、
慌ただしく会場内を走り回るユノを…ずっと見守って居た……
ユノの頑張りが…その全てが認められて素晴らしい家具展となったんだ……

輪の中心で笑顔であいさつするユノが……何より眩しくて、
何より…誇らしかった……

ユノ…おめでとう…
ユノ……お疲れさま……

拍手する僕と目が合って…
ユノは軽く唇に手を添えて…僕に向かって愛のサインをくれたんだ……

『チャンミナが居たから…頑張れたよ…』

チームの一人ひとりと交わした握手。
僕の前に来たユノが…そう呟いた…


『僕の方こそ……ありがとう…ございました…
ユノ…ヒョン……本当に本当にお疲れ様でした…』



僕は涙が零れないよう…
必死に笑顔を作ってユノを祝福したんだ…




それからまたいつもの日々…
僕の隣りには…ユノがいる…。



いつものサイン…
いつもの優しい笑顔……

僕は…幸せだった……


そんな時、
社員旅行の話が出る。

毎年恒例だと言うその旅行…

他の社員の一言で、
プロジェクトの慰労も兼ねた旅行に行く事になった。

そんな中、


『じゃぁ、チャンミナと俺が幹事やるから!!』

ユノのひと言で、
僕とユノがその旅行の幹事をすることに……


なんで?新人の僕が幹事??

僕が呆気にとられていると、
僕に目配せをして、
愛のサインを送ってきたユノ。

????

何だかユノ…とっても楽しそうだけど…

ユノと一緒に旅行……
部署のみんなと…旅行…

またひとつ…思い出が増える………


けれど……

僕は…不安でいっぱいだった…

だって…僕…

旅行なんて…行った事なかったから…
家族以外と旅行なんて…行った事…ないから……

幹事なんて…僕に…出来るかな……

部署のみんなが喜んでる中で、
僕は…少しだけ不安な気持ちで居たんだ……







あとがき♥


皆様…8話…どうでした??
仲直り編では、
チャンミナのチャンミナが…大変な事になっていましたが、
優月も照れてしまいました(笑)

THE Dycuちゃんワールドでしたね!!
とっても楽しくて、
チャンミナ目線の私も感情移入しちゃって…テレた((ノェ`*)っ))タシタシ


そんな愛の時間…
離れ離れで頑張った世界の家具展…大盛況でした…

お疲れ様!!リーダーのユノ!!

そして…チャンミナ、お弁当たくさん作ったよ♥
ユノが美味しいって食べてくれて…本当にうれしかった…


離れている時間が、
ふたりの愛を深めましたね!!
チャンミナも寂しくて堪らなくて、
家まで行っちゃいましたが、
ちゃんとユノが包んでくれて嬉しかった……

作品を作る時、

優月『チャンミナ、お弁当持って行くから!!
玄関で疲れて寝て待ってるから!!』
Dycu『キスして起こすから!!』

優月『合鍵、渡してあげてちょうだい♥』
Dycu『私もそのつもりだった!!!』

こんな感じでLINEしながら構造を立てています。

まぁ…何も言わなくても、
ふたりの考えていることが一緒で、
いつもそれが可笑しくてふたりで笑っちゃうんですけどね!!

先に書いているDycuちゃんの方が大変…
でも彼女は天才…!!
私が読者として先に惚れ込んだので、
本当に楽しくて…嬉しくて…


ありがとう…
いつもいつも私の光でいてくれてありがとう…

コラボと言う形だけでなく、
私はあなたと作るこのお話は…

もう…生活の一部なんです…
大好きなあなたと繋がっている毎日…
リアルな生活も頑張れてるよ!!

本当に愛してます…
あなたの描くユノとあなたに惚れてます!!

これからも…甘く…そして私たちも愛を育てるように、
ここのユノとチャンミナを描いて行こうね♥

愛しとるよ~Dycu&ユノ!!!

優月&チャンミナより♥



さてさて…社員旅行の幹事になったユノとチャンミナ…

どんな計画を立てるかな??
もちろん…甘い旅行になりますよ!!


ついに10話に突入します『甘い恋人 10-Y』

明日の20時更新です!!
お楽しみに!!!!


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