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最高の恋人 4-C

ふたりで住む家がようやく決まり、
僕たちは必要な物を揃え始めた。

お互いに一人暮らしだから、
節約の為に、
もともと持っている物で使えそうな物は持ち寄る事にし、
なるべく必要最低限の物だけを買い直す事に。

僕は大学時代から一人暮らしをしているが、
使っている家電は正直安いものだったから、
基本的にはユノのものを使う事にした。



僕たちは、
ベットとソファーは新しいものを購入しようと相談した。

新しいマンションの契約も済ませ、
今日から少しずつ荷物を運び込む。



『ユノ!ここにはソファー置くでしょ?
テーブルはこっちで…テレビはここ!ね?良いでしょ?ユノ!!』

真っ白い壁…
家具が何も置かれていない空間…
カーテンもまだ無いこの部屋……


真っ新な画用紙に画を書き込む様に……
これから僕たちふたりだけの生活が始まる……


僕一人ではなく、
愛しいユノとの新しい生活……

それがもうすぐここから始まる……


そう思うだけで、
僕は堪らなく嬉しかった。

頭の中に創られていくユノとの世界……


ゆっくりと目を閉じて、
その時間に想いを馳せる……


大きな窓を開け放ち、
そこから入る柔らかな風に身を委ねた。

すると、
後ろからユノがゆっくりと僕を抱きしめ、

『チャンミナ…ここで一緒に住むんだな…
これからはずっと一緒だ…
チャンミナ…愛してる…』

耳元でそっと囁く…

僕は振り返り、

『ユノ…これからもよろしくね…
僕…幸せだよ…
僕…ユノの恋人で…幸せ……
愛してるよ……ユノ…』

穏やかな陽射しが入るこの部屋で…そっと唇を重ねる…
お互いに目を合わせ、
クスっと笑う…

そして…再びユノの腕に包まれる…

『チャンミナ…早く一緒に住みたい…
いつもこうして、チャンミナを抱きしめていたい…』

そう言って僕を隙間なく抱きしめるユノ…

ユノの背中に回した腕…
僕もその腕をぐっと引き寄せ、

『僕もだよ…ユノといつも一緒にくっついていたいもん…
早く一緒に住みたいね…ユノ……』



まだ音も色も無いこの空間……

それから僕たちの色に染まって行くこの部屋の中で、

僕たちはもうすぐ始まる「ふたりの時」に想いを重ねた…………




『さぁ!チャンミナ、寸法も図ったし、
買い物に行こうか!
ここに置ける大きさのベットとソファー決めてこよ?」

『うん!ユノ、この前見たインテリアショップ行きたい!
あそこのベット…とっても気に入ってるから、
もう1回見たいもん!!』


それから2人で買い物へ出かける。

車の中でも、
これからも生活についてたくさん話し、
この一瞬がたまらなく愛しい。

デートを兼ねて出かけたお店。

仕事でたくさんの家具を扱っている僕たちだったけれど、
こうして違う雰囲気の家具をみるのもまた新鮮。
楽しい…


『チャンミナ、ソファーはこれが良いな!
色も形も俺好みだな!
この前の展示会で好評だったやつに似てないか?』

『さすがリーダー!センスいいね!
確かに展示会のに雰囲気似てる…あれ、売り切れちゃったもんね…
とっても良い色だし、汚れが付いても目立たなそうだし、
それにする??』

ユノが僕にベットを決めさせてくれると言ってくれて、
僕はたくさん並んでいるベットを一つ一つ見て回る。

マットの固さやスプリングの種類。
デザインや色。

さっき見て来た新しい部屋の寝室を思い出しながら、
そこに合うものを探していく…

そして何よりも…

ユノと毎日一緒に寝るベットだからこそ…
僕は一生懸命に探した。

『これは…大きすぎる…ユノと離れちゃう…』
『これは…マットが柔らかすぎて、ユノ…疲れちゃうかな…
あっ…これ…可愛い…これなら…ユノと愛し合うのに…ちょうどいい…///


そんな事を考えながら、
時間も気にせず僕は夢中になって選んだ。

そしてたくさん悩んで、
とっても気に入ったベットを見付けたんだ。

『ユノ!決めた!これにする!!』

そんな僕を優しく見つめていたユノも賛成してくれ、
新しいベットも決まった。

それからカーテンや照明も買い揃え、

『チャンミナはリビングはどんな感じにしたい?
俺はすぐに散らかすから、あまり物は置きたくないかな』

『うん!そうだね。僕もあまり物は置きたくないな。
ユノが持ってくる家具は現代的でしょ?
だけど小物でクラッシックな感じも入れてさ、
モノトーンな雰囲気がいい!!
とってもシンプルなんだけど緑も入れて…あっ…僕、ガジュマルの木を置きたい!
多幸の樹って言われてるんだよ!木の妖精が宿ってるんだって…
僕、観葉植物、育ててみたいな…
けどね、キッチンには暖色…
ピンク…もたくさんいれたいな…ユノ…いい?』

『良いに決まってるよ!チャンミナの好きな様に決めていいよ!』
『ほんと?嬉しいな!じゃぁこれとこれも欲しいし…
でも…持ってるのも大切に使いたいし…迷っちゃうよ、ユノ!』


僕はユノの優しい微笑みに見守られながら、
ユノとの生活に胸がドキドキしていた…



それからユノと新しいマンションに戻って来て、
買ったばかりのカーテンた照明も取り付けていく。

ユノは何でも出来る。

僕が出来ない事も、

『ほら…チャンミナ、貸してごらん!』

そう言ってユノは組立も器用にやってくれる…
そんな姿に…いちいち…キュンとする…


部屋がだんたんと形になって行く……

真っ白だった部屋が…
だんだんと僕たちの色に染まっていく……


『ユノ…早く一緒に住みたいね…』
『そうだな。毎日こうやって一緒に居たい…
もう少しで…一緒に住めるんだな…チャンミナ…』



あとは自分たちの荷物を持ち込むだけとなったマンションを後にして、
ユノのマンションに帰って来た。


夜は鍋にした。

今日1日頑張ってくれたユノの為に、一生懸命準備する。

キッチンで料理をしていると、
突然ユノに後ろから抱きしめられる…

『ユノ…?どうかした?危ないよ?』

『チャンミナ…俺…本当に幸せだ…』

ユノ…

僕は振り返り、
僕を優しく見つめてくれるユノにキスをする……

『僕もだよ…ユノ…
ユノと一緒にいれて…僕…幸せ…
ふふ…ユノ!もうすぐ出来るから、ほら手伝って!』

『分かった…その前に…もう一度…キスしよう…チャンミナ…』

それからユノはなかなかキスをやめてくれなくて、
その甘い誘いに僕もつい……もっと…と求めてしまう。

『もう…ユノ…せっかく作ったの…冷めちゃうよ…んん……』


ようやく離してくれたユノ…

ユノと一緒に温かい鍋を食べる。


『あっちもだいぶ形になって来たから、
今度はこっちの片付けもしなきゃだな!』

『そうだね!僕も手伝うから頑張ろ?
早く一緒に住みたいもん!!』

『そうだな、頼むよ!
俺も頑張るけど、何から手を付けていいか分からない…。
少しずつ引っ越しの日まで片付けないとな…』

『ユノ、少しづつ僕もやるからね。ご飯食べたら、
今夜、あそこの棚だけやってあげるよ!』

『頼むかな、チャンミナ!』


それから僕らは夕飯の片付けを一緒にし、
ユノはリビングの棚、
僕は寝室にあるクローゼットの夏物を丁寧にたたみ、
段ボールに詰めていく。

『ん…?これ…なんだろ…?』



その中にあった紙袋。


その時には何も考えずに除けた紙袋が、
これからの僕を悩ませるなんて…
この時は思いもしなかった……



あとがき♥


はいはい////

甘い甘い恋人たちの同棲生活の準備!
それはそれは楽しい時間ですよね!!

何もない空間にふたりの色で息を吹き込んでいく感じ…
堪りません( *´艸`)

そして…チャンミナは一体何を見付けてしまったのでしょうか…??


なんとなく…展開見えちゃいます?(笑)

でも…ここは甘いだけの夢物語…

さぁ…どんな展開になって行くでしょうか??

この続きは…

Darlingのサイトで!!

ここでお知らせ!
明日の更新はお休みです!!


明後日20日の20時、
Dycuちゃんsideの更新です!!



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